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本勝手(ほんがって)と逆勝手(ぎゃくがって・さかがって・ひがって) 作者(筆者))   
 いけばな百科 用語
「本勝手」
1 書院「本勝手」(右勝手)の床の間とは、向かって左から採光し、左に床、右に床脇棚があるものを言う。
2 茶の湯の「本勝手」(右勝手)では、客が主人の右手に座る茶席のかたちとその点前を指す。
3 いけばなの「本勝手」(右勝手)では、向かって左側を長く、右側を短くする花型(右長左短)を言う。

「逆勝手」
1書院「逆勝手」(左勝手)の床の間とは、向かって右から採光し、右に床、左に床脇棚があるものを言う。
2 茶の湯の「左勝手」(左勝手)では、客が主人の左手に座る茶席のかたちとその点前を指す。
3 生け花の「左勝手」(左勝手)では、向かって右側を長く、左側を短くする花型を言う。

「勝手」とは「利き手」のことで、主が動作する右側にゆとりを持たせるために、茶室では書院とは逆に右から採光する床の間を「本勝手」とする。いけばなでは、採光の右左で「本勝手」「逆勝手」を決めることから、書院も茶室に合わせて、右に床、左に床脇棚を「本勝手」とする流派も多い。すると、今度は書院に活ける「本勝手」(右長左短)の花の向きと採光を巡って混乱が生じる。けっきょく、床に飾る花の位置も含めて、流派によってばらばらの主張になった。
現在では、多くの流派で、「本勝手」「逆勝手」の花の向きに拘らず自由に花を活けることが主流になって、この問題は消滅している。
 
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  水際(みずぎわ) 作者(筆者))   
 いけばな百科 用語
花器の水面と花材の足元が触る部分を言うが、ふつう花器いっぱいに水を張ることから、花器の上端を指すことが多い。
格花(「生花」「立華」などの古典花)では、「水際」を引き締めて一本に見えるように仕上げる。
 
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三具足(みつぐそく) 作者(筆者))   
 いけばな百科 用語
三具足(みつぐそく)は、仏前供花の形式で、本尊に向かって左に花立、真中に香炉、右に灯立を一つずつ組んで飾る。。
五具足の場合は、香炉を中心に燭台一対、花立をその外に一対置いて左右対称に飾る。
書院造の座敷では、唐物の書画や器物とともに、三具足が飾られた。
 
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  役枝・道具(やくえだ・どうぐ) 作者(筆者))   
 いけばな百科 用語
いけばなの花型で、空間を作り構成の中心となる主要な役割をする枝のこと。
生花では3〜9、立華では7〜9の役枝・道具を用いる。
立花の「七つ道具」は、真・副・受け・正真・見越し・流枝・前置、「九つ道具」では、胴作・控が加わる。
生花の役枝名称は流派によって異なるが、それぞれの役枝の長さや角度、方向性を定め、正面から見た時、役枝の頂点が傾いた三角形に結ばれて行くように姿形を仕上げるなど、花型の基本的な形に大きな違いは無い。
 
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