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投入れの留め方(じか留めとそえ木留め) 作者(筆者))
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| いけばな百科 技法 |
丈高く口の小さい花瓶に花材を入れ、花器の支えで枝を留めるいけばなを、「投入れ」という。 全てものは、3つの点が決まった時に固定されるので、投入では、差し口Aと花器の内側の壁Bに枝・茎が当たり、その後外に延びていく枝が、傾いて下に向かうような枝は、さし口のA点と、花器の中で枝が当たるB点だけで留まる。(花器の外に延びていく第3点(重心C)があるから。)この留め方を「じか留め」と言う。 一方、枝が立っていて、さし口から上に向かう場合、ふつうはそのままでは花瓶に留まらない。その時はそえ木を使い、さし口のA点、花器の中のB点、そえ木のC点によって枝を固定する。「そえ木留め」 「そえ木留め」には、「縦そえ木」と「横そえ木」があり、細長い花瓶では「縦そえ木」を使い、花瓶が丸く肩があるような丸花瓶などでは「横そえ木」を使う。「横そえ木」は、いける枝に対してそえ木を横にし、花瓶の肩口にそえ木によるC・C'点を取って留める。 「縦そえ木」で留める時、枝の角度の出し方には方法がある。まず活ける枝の長さをはかったら、水に入る部分を足して、「縦そえ木」をかませる。そのとき、そえ木の長さを少し長めに取っておくと、そえ木が長い分だけ枝のB点は花器の上に競り上がり、枝はその分傾く。それを起こして、求める角度まできたら、さし口のA点から垂直に延ばして枝に当たったA'点までの長さを計る。それが、そえ木の長さのおよその余分を表わしている。そえ木の根本を今計った分だけ切り詰めて入れ直せば、枝は求める角度で留まる。
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